1月26日 文化財防火デー
2017年 01月 26日
一月二十六日は「文化財防火デー」です。毎年、日本各地の社寺などで、防火訓練が行なわれます。
「文化財防火デー」が制定される契機となったのは、昭和二十四年一月二十六日に、現存する世界最古の木造建造物である法隆寺の金堂が炎上して、金堂内の仏教壁画が焼損したことによります。
また、同年二月には愛媛県の松山城、六月には北海道の松前城で火災があり、文化財保護に関する意識の高まりを受けて、昭和二十五年に「文化財保護法」が制定されました。
法隆寺の金堂は、当時から、世界的な至宝として評価されていました。第二次世界大戦の最中にも、欧米の研究者が論文を発表し、研究書を出版したほどです。
法隆寺の火災を知った当時のロンドン・タイムスの東京支局長は、「日本人はこうした『貴重なもの』の取り扱いが全く下手でデタラメだ」と嘆いたそうです。
過去を教訓に、貴重な文化遺産を保護する意識を次世代に伝えていきましょう。
今日の心がけ★文化遺産を大切にしましょう
「文化財防火デー」が制定される契機となったのは、昭和二十四年一月二十六日に、現存する世界最古の木造建造物である法隆寺の金堂が炎上して、金堂内の仏教壁画が焼損したことによります。
また、同年二月には愛媛県の松山城、六月には北海道の松前城で火災があり、文化財保護に関する意識の高まりを受けて、昭和二十五年に「文化財保護法」が制定されました。
法隆寺の金堂は、当時から、世界的な至宝として評価されていました。第二次世界大戦の最中にも、欧米の研究者が論文を発表し、研究書を出版したほどです。
法隆寺の火災を知った当時のロンドン・タイムスの東京支局長は、「日本人はこうした『貴重なもの』の取り扱いが全く下手でデタラメだ」と嘆いたそうです。
過去を教訓に、貴重な文化遺産を保護する意識を次世代に伝えていきましょう。
今日の心がけ★文化遺産を大切にしましょう
by fp-haseo
| 2017-01-26 06:05
| 倫理研究所「職場の教養」