1月21日 日新公いろは歌
2013年 01月 21日
鹿児島の島津氏といえば、鎌倉時代から続く名族として知られています。その島津家中興の祖といわれているのが島津忠良です。
忠良は一四九二年に、島津家の分家である伊作家に生まれました。当時の島津家は同族同士の激しい争いが続いていましたが、この争いを勝ち抜いた忠良は、産業を興し、善政を施して、戦国大名としての島津家を盤石なものとしました。
その後、出家して日新と号した忠良は、薩摩藩士としての心構えを四十七首の和歌にした「日新公いろは歌」を作りました。
【こ】心こそ 軍(いくさ)する身の 命なれ そろうれば生き 揃わねば死す
「心こそ合戦する者の命である。心が一つに揃っていれば生きのびることができ、揃っていなければ死ねことになる」との意味です。
【て】敵となる 人こそはわが 師匠ぞと 思いかえして 身をも窘め
「自分にとって敵となる人こそ、自分の師匠と思い直して我が身を心がけよ」という歌です。「日新公いろは歌」は、現代もなお多くの人々に愛されています。
今日の心がけ★心を揃えましょう
忠良は一四九二年に、島津家の分家である伊作家に生まれました。当時の島津家は同族同士の激しい争いが続いていましたが、この争いを勝ち抜いた忠良は、産業を興し、善政を施して、戦国大名としての島津家を盤石なものとしました。
その後、出家して日新と号した忠良は、薩摩藩士としての心構えを四十七首の和歌にした「日新公いろは歌」を作りました。
【こ】心こそ 軍(いくさ)する身の 命なれ そろうれば生き 揃わねば死す
「心こそ合戦する者の命である。心が一つに揃っていれば生きのびることができ、揃っていなければ死ねことになる」との意味です。
【て】敵となる 人こそはわが 師匠ぞと 思いかえして 身をも窘め
「自分にとって敵となる人こそ、自分の師匠と思い直して我が身を心がけよ」という歌です。「日新公いろは歌」は、現代もなお多くの人々に愛されています。
今日の心がけ★心を揃えましょう
by fp-haseo
| 2013-01-21 07:00
| 倫理研究所「職場の教養」