6月27日 ももちゃんとたまちゃん
2014年 06月 27日
新人のM子さんは、先輩と訪問した営業先に、会社の傘を忘れてしまいました。商談を済ませると、雨が止んでいたので、つい置いてきてしまったのです。
「すぐ先方へ連絡してとりに行くように」と、先輩に指示されたM子さん。とりあえず「わかりました」と返事をしました。
しかし内心は、<会社の傘といっても安いビニール傘。交通費のほうが高くつくんだから、取りに行かなくてもいいのでは>と、心を燻らせていたのです。
先方の会社に向う途中、Mこさんは、幼い女の子とお母さんにすれ違いました。女の子は桃色の合羽を着て、水玉模様の傘をさしていました。その姿に、幼い頃の自分を思い出しました。
当時は、買ってもらったばかりの桃色の合羽と、水玉模様の傘を使いたくて、早く雨が降らないかと待ち望んでいました。合羽に「ももちゃん」、かさには「たまちゃん」と名前をつけて、大切に使っていたのです。
大人になって、使い捨てに慣れてしまった自分に気がついたM子さんです。
今日の心がけ★物への愛着を深めましょう
「すぐ先方へ連絡してとりに行くように」と、先輩に指示されたM子さん。とりあえず「わかりました」と返事をしました。
しかし内心は、<会社の傘といっても安いビニール傘。交通費のほうが高くつくんだから、取りに行かなくてもいいのでは>と、心を燻らせていたのです。
先方の会社に向う途中、Mこさんは、幼い女の子とお母さんにすれ違いました。女の子は桃色の合羽を着て、水玉模様の傘をさしていました。その姿に、幼い頃の自分を思い出しました。
当時は、買ってもらったばかりの桃色の合羽と、水玉模様の傘を使いたくて、早く雨が降らないかと待ち望んでいました。合羽に「ももちゃん」、かさには「たまちゃん」と名前をつけて、大切に使っていたのです。
大人になって、使い捨てに慣れてしまった自分に気がついたM子さんです。
今日の心がけ★物への愛着を深めましょう
by fp-haseo
| 2014-06-27 09:02
| 倫理研究所「職場の教養」