1月23日 曖昧な言葉
2015年 01月 23日
社内の後輩育成に悩んでいたTさんは、ある光景を目撃したことで問題打開のヒントを掴みました。それは、電車内で小学生を引率する先生の姿でした。
Tさんが乗っている電車に、四十人ほどの小学生が乗車してきました。興奮状態の子供たちは、つり革にぶら下がったり、叫んだり、やりたい放題にはしゃいでいました。先生が「ちゃんとしなさい」と注意しても、静かになりません。
ところが、もう一人の先生が何事かを指示し始めると、子供たちは魔法にかかったかのように静かになったのです。
その先生は、「ちゃんとしろ」といったわかりにくい言葉ではなく、「口を閉じなさい」「手すりにつかまりなさい」と細かく、丁寧に指示していました。
日頃、後輩に対して「きちんと」「ちゃんと」など、曖昧な言葉を使っていたTさん。翌日から対応を変え、後輩との意志の疎通が改善されたといいます。
「あれ」「これ」などの指示語が多い時は、思いばかりが急いている時です。依頼や指示は、相手の状況や立場を考えて、具体的な言葉で行ないたいものです。
今日の心がけ★具体的に表現しましょう
Tさんが乗っている電車に、四十人ほどの小学生が乗車してきました。興奮状態の子供たちは、つり革にぶら下がったり、叫んだり、やりたい放題にはしゃいでいました。先生が「ちゃんとしなさい」と注意しても、静かになりません。
ところが、もう一人の先生が何事かを指示し始めると、子供たちは魔法にかかったかのように静かになったのです。
その先生は、「ちゃんとしろ」といったわかりにくい言葉ではなく、「口を閉じなさい」「手すりにつかまりなさい」と細かく、丁寧に指示していました。
日頃、後輩に対して「きちんと」「ちゃんと」など、曖昧な言葉を使っていたTさん。翌日から対応を変え、後輩との意志の疎通が改善されたといいます。
「あれ」「これ」などの指示語が多い時は、思いばかりが急いている時です。依頼や指示は、相手の状況や立場を考えて、具体的な言葉で行ないたいものです。
今日の心がけ★具体的に表現しましょう
by fp-haseo
| 2015-01-23 08:10
| 倫理研究所「職場の教養」