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九州博多発 ファイナンシャルプランナーのブログ


by fp-haseo

4月2日 「あれ」はどれ?

 日本語では、近くを指して「これ・ここ」と言い、中間のものは「それ・そこ」と言います。遠くのものは「あれ・あそこ」、不確定のものは「どれ・どこ」などと表現します。 
 これらの指示語は、最初の一文字をとって「こそあど言葉」と呼びます。「こそあど」の部分を変えるだけで、様々な距離感を表現できる便利な言葉ですが、使い方によっては、話し手の意図が聞き手に伝わらない場合があります。
 比較的近い対象について「これ・それ」と指し示せば、聞き手はすぐに理解できます。しかし、唐突に「あの件について」「あれはどうした?」と言われると、聞き手はすぐに理解できず、間違いや誤解も生じてきます。
 「こそあど言葉」の中でも、「あれ・あちら・あそこ・あの」など、「あ」を使う際には、前後に説明を加えるなどの配慮が必要でしょう。
 特に重要な事柄を伝える場合には、できる限り、具体的かつ明確な言葉を使って、用件が正しく相手に伝わるよう心がけていきたいものです。

今日の心がけ★用件は具体的に伝えましょう







by fp-haseo | 2015-04-02 05:55 | 倫理研究所「職場の教養」