6月4日 雨の贈り物
2015年 06月 04日
レストランを経営するY氏は、毎年夏が近づくと、憂鬱な気分になります。
一年の中でも時にジメジメとして、湿度が高くなるこの時期は、食材の保存や管理にも神経質になります。
何より気が重いのはトイレの清掃です。毎日、開店前にきれいに磨きあげるのですが、日中になると、床が湿気でぬれて、滑りやすくなります。また、雨の日に来店したお客様の靴で、床が汚れてしまうのです。
六月のある日、開店当初から応援してくれている商店街の役員が来店しました。その役員も、同じようにレストランを経営しています。
「この時期は気持ちも体も滅入るけれど、雨も必要があって降ってくれているんだよな」と独り言のようにつぶやいた言葉に、Y氏はハッとしました。
<そうか、雨が降るからお米や野菜が育つのだ。トイレが汚れるのも、雨なのにお客様が来てくれるからだ。ありがたい>
見方が変わって、Y氏の心も晴れやかになったのです。
今日の心がけ★雨の日の来客を喜びましょう
一年の中でも時にジメジメとして、湿度が高くなるこの時期は、食材の保存や管理にも神経質になります。
何より気が重いのはトイレの清掃です。毎日、開店前にきれいに磨きあげるのですが、日中になると、床が湿気でぬれて、滑りやすくなります。また、雨の日に来店したお客様の靴で、床が汚れてしまうのです。
六月のある日、開店当初から応援してくれている商店街の役員が来店しました。その役員も、同じようにレストランを経営しています。
「この時期は気持ちも体も滅入るけれど、雨も必要があって降ってくれているんだよな」と独り言のようにつぶやいた言葉に、Y氏はハッとしました。
<そうか、雨が降るからお米や野菜が育つのだ。トイレが汚れるのも、雨なのにお客様が来てくれるからだ。ありがたい>
見方が変わって、Y氏の心も晴れやかになったのです。
今日の心がけ★雨の日の来客を喜びましょう
by fp-haseo
| 2015-06-04 05:54
| 倫理研究所「職場の教養」