10月30日 今あるもの
2015年 10月 30日
佐藤真海さんは、走り幅跳びの代表選手として、パラリンピックに三度出場しています。
二年前、東京オリンピック招致のプレゼンテーションでは、「義足のアスリート」として、スポーツに救われた自身の経験を披瀝し、聴衆を魅了しました。
佐藤さんは十九歳の時に骨肉腫を発症して、二十歳で右足を切断しました。初めはその現実を受け入れられず、生きている意味を自問自答する毎日でした。
その後、義足を付けることによって走れるようになり、走り幅跳びに出合います。北京パラリンピックでは、六位に入賞も果たしました。
これまでの人生を振り返って、佐藤さんは「病気にならなければできなかったこと、出会えなかった人ばかり。失くした以上のものを得られた」と語ります。
失くしたもの、できないことよりも、今あるもの、今できることに心を向けられたら、どれほど人生は豊かになるでしょう。苦しみの中にある喜びに気づくことができた時、人は、前に進む力が湧いてくるのかもしれません。
今日の心がけ★今できることを大事にしましょう
二年前、東京オリンピック招致のプレゼンテーションでは、「義足のアスリート」として、スポーツに救われた自身の経験を披瀝し、聴衆を魅了しました。
佐藤さんは十九歳の時に骨肉腫を発症して、二十歳で右足を切断しました。初めはその現実を受け入れられず、生きている意味を自問自答する毎日でした。
その後、義足を付けることによって走れるようになり、走り幅跳びに出合います。北京パラリンピックでは、六位に入賞も果たしました。
これまでの人生を振り返って、佐藤さんは「病気にならなければできなかったこと、出会えなかった人ばかり。失くした以上のものを得られた」と語ります。
失くしたもの、できないことよりも、今あるもの、今できることに心を向けられたら、どれほど人生は豊かになるでしょう。苦しみの中にある喜びに気づくことができた時、人は、前に進む力が湧いてくるのかもしれません。
今日の心がけ★今できることを大事にしましょう
by fp-haseo
| 2015-10-30 08:17
| 倫理研究所「職場の教養」