12月21日 光明皇后の伝説
2015年 12月 21日
各地から、雪の便りが伝えられる季節になりました。
奈良時代に作られた『万葉集』にも、雪を詠んだ歌がたくさん収められています。なかでも、光明皇后が詠んだ歌は、心に響きます。
わが背子と ふたり見ませば いくばくか この降る雪の 嬉しからまし
「わが夫の聖武天皇と二人で見るのなら、どんなにか、この降っている雪も嬉しいことでしょう」という意味です。夫を思う、温かな心が伝わってきます。
光明皇后は、初めて臣下出身の皇后でした。施薬院や悲田院を設けて、病人や孤児を助けるなど、社会福祉にも力を入れました。
法華寺に伝わる「から風呂」の伝説は有名です。皇后は「から風呂」を作り、千人の垢を洗い落とす願を立てました。千人目に現れた病人は、醜い身体から垂れている膿を、口で吸ってほしいと求めました。皇后がその口を触れた時、病人の姿は輝いて消え、自分は如来の化身であると告げました。
もし今日、難題を言うようなお客様がいたら、如来の化身なのかもしれません。
今日の心がけ★お客様を大切にしましょう
奈良時代に作られた『万葉集』にも、雪を詠んだ歌がたくさん収められています。なかでも、光明皇后が詠んだ歌は、心に響きます。
わが背子と ふたり見ませば いくばくか この降る雪の 嬉しからまし
「わが夫の聖武天皇と二人で見るのなら、どんなにか、この降っている雪も嬉しいことでしょう」という意味です。夫を思う、温かな心が伝わってきます。
光明皇后は、初めて臣下出身の皇后でした。施薬院や悲田院を設けて、病人や孤児を助けるなど、社会福祉にも力を入れました。
法華寺に伝わる「から風呂」の伝説は有名です。皇后は「から風呂」を作り、千人の垢を洗い落とす願を立てました。千人目に現れた病人は、醜い身体から垂れている膿を、口で吸ってほしいと求めました。皇后がその口を触れた時、病人の姿は輝いて消え、自分は如来の化身であると告げました。
もし今日、難題を言うようなお客様がいたら、如来の化身なのかもしれません。
今日の心がけ★お客様を大切にしましょう
by fp-haseo
| 2015-12-21 05:51
| 倫理研究所「職場の教養」