九州博多発 ファイナンシャルプランナーのブログ


by fp-haseo

カテゴリ:倫理研究所「職場の教養」( 1875 )

 Sさんの趣味はプロ野球観戦です。ある球場で試合を観戦した時のことです。
 座席は熱狂的なファンが陣取る外野席でした。鳴物が響き渡り、応援コールが球場内をこだまし、Sさんもその雰囲気を楽しんでいました。
 試合は、手に汗を握る攻防の末、応援するチームが勝ちました。興奮さめやらぬ中、Sさんは帰り支度を始めました。
 すると、「家に着くまで試合は続いています。目の前のゴミは拾い、球場をきれいにしてお返ししましょう!」という声が聞こえてきたのです。
 今まさに帰ろうとしていたSさんが、周囲を見渡すと、応援に使用した紙吹雪や紙コップ、空の弁当箱などが散乱していたのでした。
 ゴミをそのままにして帰ろうとした自分を恥ずかしく思い、周囲のゴミを拾い集めてから、帰宅したのでした。
 人は目的を終えると、つい気を緩めてしまいがちです。事後も緊張を解き過ぎず、節度ある行動を心がけましょう。

今日の心がけ★気を緩めず帰宅しましょう







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by fp-haseo | 2018-02-28 06:25 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 北陸地域で紙製パッケージを企画・製造するI社。同社が手掛けているジッパー付きパッケージには、一つのエピソードがあります。
 今から二十年前、新卒の営業社員としてKさんが入社しました。彼は元気で明るく、すぐに社内のムードメーカー的な存在となりました。それまで大人しいタイプの社員が多かった職場の雰囲気は、活気に満ち溢れていきました。
 ところが八年後、Kさんは若くして病死してしまったのです。誰からも慕われ、リーダー的立場に成長していただけに、喪失感と悲しみにつつまれました。
 数年後、I社長は、Kさんのお墓参りに行きました。その数日後、亡くなったKさんの知人から突然、パッケージ制作の以来が舞い込んできたのです。
 偶然といえばそれまでですが、お墓参りを通じて、<Kさんが仕事を運んできてくれたのだろう>と思わずにはいられませんでした。
 以後、ジッパー付きのパッケージは、取引先のロングセラー商品となりました。受注更新の度に、I社長は、在りし日のKさんの姿を思い出すといいます。

今日の心がけ★つながりへの感謝を深めましょう







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by fp-haseo | 2018-02-27 05:48 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

2月26日(月) 伝統継承

 日本の伝統産業の世界で、モノ作りへの新たな挑戦が展開されています。
 京都の西陣織の老舗・株式会社細尾は、従来の和装品に限らず、織物技術を駆使して、ソファの布地やインテリアの分野にも進出しています。
 着物の需要が減少する中、二〇〇九年、フランスの国際見本市に出品したクッションや椅子が「独特の光沢や色使いがすばらしい」と評価されました。その後、高級ホテルが、内装材やインテリアの生地として採用するようになりました。
 また、岩手県の伝統工芸品・南部鉄器は、鉄瓶や湯釜など「和」のイメージがありますが、現在は、鉄器の洋鍋やフライパンが人気を集めています。さらには、芸術性と実用性が両立した台所用品として、海外にも輸出されています。
 どちらの分野にも共通することは、消費者の購買意欲につながる商品作りに、長年培ってきた技術を活かしている点です。
 自社のオンリーワンの価値を大切にしながらも、現代のニーズに融和する順応力を持ち合わせているところに、伝統産業の活路が開けているようです。

今日の心がけ★オンリーワンを活かす視野を持ちましょう







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by fp-haseo | 2018-02-26 06:37 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 Sさんは、毎朝、家族と挨拶を交わします。家で過ごす時間が少ない分、スキンシップを深めようと、挨拶と共に握手をするようにしていました。
 ある朝、いつものように手を差し出すと、長男が握手を拒み、無言で立ち去ったのです。驚いたSさんは、妻にそのことを話しました。
 妻は「もう六年生になったし、気恥ずかしいのかもしれない」と言い、続けて「ひと月くらい前『最近お父さんも忙しいから、前はよく行っていた釣りに行くこともなくなった』と話していたのよ」と教えてくれました。
 長男に限らず、家族とは、挨拶や握手を通じて、しっかりとコミュニケーションがとれていると思っていたSさん。しかし、気がつかないこともあるのだなとあらためて実感したのです。
 家族の姿を目では見ていても、内心は見えていなかったことを省みて、その後、久しぶりに時間を作って、家族で釣りに出かけました。
 翌朝、元気な挨拶と共に、長男と力強い握手を交わしたSさんです。

今日の心がけ★家族間のコミュニケーションを深めましょう








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by fp-haseo | 2018-02-26 06:24 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 動物が大好きなAさんは、旅行へ行く友人が飼っている犬のカイトくんを、三日間預かることになりました。
 その際に友人から、「無理して散歩に行かなくてもいいよ」と言われました。犬を飼った経験がないAさんにとっては、憧れの犬の散歩だったため、翌朝、張り切って散歩に出かけようとしました。
 しかし、カイトくんは、その場から動かず、歩こうとしません。リードを引っ張りながら、ようやく外に出ても、今度はリードを引っ張られて行きたい方向に行けません。初めての犬の散歩は、散々な結果に終わってしまいました。
 友人の言葉を素直に受けなかったことを反省したAさんは、カイトくんの気持ちを考えていなかったことに気がつきました。
 まずは信頼を得なければ、友好な関係を築けないのは、犬も人も同じでしょう。自分本位の行動は、人にも動物にも嫌われます。相手の気持ちを踏まえた行動を心がけたいものです。

今日の心がけ★まずは信頼関係を築きましょう








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by fp-haseo | 2018-02-24 06:17 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 二十世紀の初頭、フランスの農学者・リンゲルマンは、一人で綱引きをする力が100%だとすると、五人では70%、八人では49%と、一人当たりの力の量が低下するという実験結果を明らかにしました。
 集団の中では努力の量が低下するという現象は、リンゲルマン効果(社会的手抜き)と呼ばれます。では、どのようにすれば、パフォーマンスを高めることができるでしょうか。方法の一つに、役割の明確化があります。
 冬の時期、各地では駅伝が行なわれています。各区間を走る選手には、役割があります。自分の役割は何かを自覚している選手が多いほど、チームとして、良い結果が出ているのではないでしょうか。
 その役割の中で、すべての選手に共通するのは、襷をつなぐことです。これは、仕事においても同じことがいえます。
 自分の役割とは何かを自覚し、次の人に襷を渡すまで、その役割に徹することで、最大限のパフォーマンスは発揮されるのでしょう。

今日の心がけ★役割を再認識しましょう








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by fp-haseo | 2018-02-23 06:25 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 成人の週一回以上のスポーツ実施率は42.5%で、スポーツ庁では、その率を65%まで引き上げることを目標にしています。
 スポーツ庁の鈴木大地長官は、昨年「FUN+WALK PROJECT」を提唱しました。これは「楽しく歩く」という意味です。
 国民医療費が四十兆円を超える現在、歩くことにより、医療費を抑制し、健康寿命を延ばすことが期待されています。
 また、歩く目的は健康面だけではありません。町中での新しい発見や、さらには、ぼんやり浮かんでいたアイデアが形になることもあります。
 その他にも、大股で前を向いて颯爽と歩いていると、心が明るく晴れやかになり、絶好の気分転換になります。
 普段、運動不足を感じていても、時間がとれない人は多いかもしれません。そのような時は、昼休みや休憩時間に散歩するなど、積極的に体を動かしましょう。心身共にリフレッシュして、業務にあたりたいものです。

今日の心がけ★積極的に歩きましょう








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by fp-haseo | 2018-02-22 06:08 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 自動車整備業を営むB社では、社員の発案で、毎週水曜日は、全社員で一緒に昼食をとるようにしています。経営者であるB氏も同席しています。
 基本的には、それぞれが持参したお弁当や、スーパーで買ってきたものを食べると言うスタイルです。時には、一つの鍋を囲んだり、戴き物を持ち寄るなどして、同じものを食べることもあります。
 酒席ほど乱れず、会議よりは堅くない雰囲気が、期待以上の効果を発揮し、職場内のコミュニケーションが良くなったといいます。
 さらに、関係業者の担当も、「社内全員に会える」という理由から、水曜日の昼食時間前後に来社するようになりました。時には一緒に食事をとることもあり、新商品の説明や業界の動きなどを全員で聞きます。
 個々に説明を受けるために作業を止めることもなく、時間差のない情報共有にも一役買って、仕事の効率が上がる、という意外な効果も生まれました。
 良い仕事を生み出す術は、いくつもあると心得たいものです。

今日の心がけ★思わぬ効果の発見に意識を向けましょう








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by fp-haseo | 2018-02-21 06:14 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 整理整頓していると、思いがけなく昔の写真が出てくることがあります。
 Nさんは、家族の荷物が増えたため、部屋の整理をしていました。すると、古いビデオテープが数本出てきました。しかし、再生する機材がないため、何が映っているのかわからず、捨てようと思っていました。
 その後、ビデオテープをDVDにダビングするサービスがあることを知り、業者に依頼したNさん。完成した映像を見てみると、幼い頃の運動会や部活動の映像と共に、若かりし両親の姿が映っていたのです。
 懐かしさが込み上げてくると同時に、Nさんは、これまで両親に迷惑や心配ばかりかけてきたことを思い出しました。
 それでも見守ってくれていた両親に感謝の気持ちが湧き、たくさんの愛情を受けていたことを実感して、胸が熱くなったのでした。
 忙しい日々の中でも、時には両親に思いを寄せ、親という無二の存在があるから、今の自分があることを忘れずにいたいものです。

今日の心がけ★両親への思いを深めましょう















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by fp-haseo | 2018-02-20 06:28 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 Kさんは、職場がビルの高層階にあるため、エレベーターをよく使います。
 時々、混み合っているエレベーターで、階数ボタンの近くに立っていると、「すみません。○階を押してください」と頼まれることがあります。周りの人を押しのけて、自分でボタンを押す人もいます。
 そのような時は、エレベーター内は、無言で重苦しい雰囲気になります。明るいことが好きなKさんは、<何とか和やかな雰囲気にならないかな>と考えました。そして、<エレベーターボーイになろう!>と思いついたのです。
 一緒に乗り合わせた人に「何階をご利用ですか?」と聞き、その人が先に降りる時には<あける>のボタンを押して、「どうぞ」と声をかけます。相手からは「ありがとう」と言われます。
 ほんの一言のやり取りですが、無言の時と比べると、重苦しさはやわらいできました。Kさんは、<職場や家庭でも、ちょっとした声かけを大切にしよう>と思っています。

今日の心がけ★日常の声かけを大切にしましょう








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by fp-haseo | 2018-02-19 08:56 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)