九州博多発 ファイナンシャルプランナーのブログ


by fp-haseo

<   2014年 11月 ( 30 )   > この月の画像一覧

11月29日 ジョブコーチ

 昨年四月より、企業における障害者の法定雇用率が引き上げられました。
 全国で障害者雇用が進む中、企業と障害者の橋渡し役となる「ジョブコーチ」制度が注目を集めています。ジョブコーチは、障害者の仕事を支援すると共に、企業側にも障害者の特性を理解してもらうよう働きかける役割を担っています。
 国のジョブコーチは就労の困難性が高い障害者を中心に対応、自治体は支援ニーズへの素早い対応を重視する、という役割分担も整ってきているようです。
 それぞれの職場に適応していく能力を養うという点においては、上長は部下のジョブコーチと呼べるのかも知れません。部下の個々の特性を見極めながら、試行錯誤を重ねて、成長を援助するのが上司の役目でしょう。
 その際、教える側はつい多くを伝えようとしますが、教えすぎになっていないか、一方通行のコミュニケーションになっていないかの確認は常に必要です。
 本人に考えさせて、行なわせてみて、結果を自己評価してもらい、それを共に省みながら、より良い職場環境を築いていきたいものです。

今日の心がけ★教え方を自己点検しましょう
[PR]
by fp-haseo | 2014-11-29 05:45 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 家族でデパートに買い物に出かけたNさんの体験です。
 子供と手をつないで、エスカレーターに乗っていると、「すみませんが左によってください。右側を空けるのが常識ですよ」と後ろの人に注意されました。
 確かに、エスカレーターを利用する際は、急ぐ人のために片側を空けておくのが慣習になっています。右か左か、どちらを空けるのかは地域によって違いますが、特に都市部では、お馴染みのマナーでしょう。
 しかし、エスカレーターは本来、歩くことを前提には設計されていないようです。日本エレベーター協会や鉄道会社でも、危険防止のため、手すりにつかまること、片側を空けないことを広報して、歩行への注意を呼びかけています。
 片側空けは、急ぐ人にはありがたいマナーでも、子供連れや年配者、足の悪い人にとっては、危険な習慣でしょう。転倒などの事故も後を絶ちません。
 普段当たり前だと思っていること、良いことだと思い込んでいることを今一度点検してみましょう。公共のマナーについて、話し合ってみるのもよいでしょう。

今日の心がけ★習慣を見直しましょう
[PR]
by fp-haseo | 2014-11-28 08:11 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 生きていく上で、精神的な支えとなるバックボーンを持つことは大切です。
 A子さんは、とても感じの良い先輩のK子さんを目標にしています。K子さんは誰に対しても丁寧に接します。A子さんは先輩に尋ねました。
 「K子さんは、店員さんやバスの運転手さんにも、必ず笑顔で『ありがとうございました』と言いますよね。どうして、そうしたことができるのですか」
 「自分でも気づかなかったけれど、母の影響だと思う」とK子さんは応え、続けてこう説明しました。
 「子供の頃、母と銭湯に行くと、母はお金を出しながら『ありがとうございます』と言うの。『お金を払うのに、何でお礼を言うの?』と聞くと、『お風呂屋さんがなかったら困るでしょ。お風呂屋さんのお陰で、K子もお母さんも、きれいにさっぱりできるでしょ』。この母親の言葉が、私の中に生きているんだと思うわ」
 K子さんのように、親の教えは、良い人生を送る上での揺るぎないバックボーンになるのではないでしょうか。

今日の心がけ★親の教えを活かしましょう
[PR]
by fp-haseo | 2014-11-27 05:41 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 満員の車内に足の踏み場もないという状態は、都市部における朝夕の通勤電車では、よくある光景です。
 ある日、Mさんが乗っていた電車内で、女性が突然大きな声を上げました。「今、足を踏んだでしょう。何で謝らないのよ」と怒りを露わにしています。
 これに対して、女性の足を踏んだと思われる男性も、「謝ろうとしたよ。でも、舌打ちなんかするから謝る気も失せてしまったよ」と、言い返していました。
 迷惑をかけた側が、謝るのは当然です。しかし、迷惑をかけられた側の最初の言葉や態度によっては、それ以降の展開が大きく変わってくる場合があります。
 咄嗟の言動は、考えて出てくるものではありません。常日頃の物の考え方や心の状態が露呈してしまうものです。舌打ちなどは、その最たる例でしょう。
 無意識のうちに出る言葉や態度に、その人の人間性が現われます。瞬時の言動には十分注意をし、どのような場面でも発展性のある言動ができるよう、心を明るく保つように心がけましょう。

今日の心がけ★咄嗟の言動に気をつけましょう
[PR]
by fp-haseo | 2014-11-26 05:35 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

11月25日 組織の一体感

 牛丼チェーン大手の吉野家で、長年、トップを努めてきた安部修仁氏。八月に代表取締役を退任し、経営の第一線を退きました。アルバイトから社長に上り詰めた経歴を持ち、「ミスター牛丼」と呼ばれるほどの存在でした。
 二十二年に及ぶ社長在任中には、BSE(牛海綿状脳症)問題で牛丼の販売を停止し、九百五十日後まで販売を再開できなかったという苦境もありました。
 氏が一社員だった一九八〇年には、吉野家が事実上倒産するという事態が訪れます。倒産に至った最大の理由を、「内部分裂にあった」と分析しています。
 「会社が駄目になるときは、自らダメにする。組織が一体感を持ってある方向に向いていれば、決定的にダメになることはない」。そうした信念のもと、在任中は常に社員の不安払拭に気を配り、仕事の意義を伝え続けたそうです。
 同じ職場で働く人の気持がどこに向っているか、エネルギーを同じ方向に発揮させられるかどうかに、企業発展のカギがあります。朝礼で唱えている経営理念や社是社訓を単なる題目ではなく、日々の業務で具現化していきましょう。

今日の心がけ★進むべき方向を再確認しましょう
[PR]
by fp-haseo | 2014-11-25 08:56 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

11月24日 大欲を抱け

 「諸君は、欲がなさすぎる、むしろ無欲だ。もっともっと欲を出して、無限の宝を願え、無尽の知を望め」
 これは、本誌発行元の倫理研究所を創設した丸山敏雄の言葉です。今から半世紀以上前に、青年に向けて書かれた本の一節です。
 欲とは、<自分一人だけよければいい>という我欲ではありません。<自分がこうなればもっと社会の役に立てる><周囲に喜んでもらえる>という欲であれば、何の遠慮もいりません。思いつくままに、大きな夢を描いていきましょう。
 日本一の、いや世界一の、いや古今東西の「〇〇になりたい」でもよいではありませんか。あとは、その夢を実現するために、どのようなことを行なえばよいかを考え、地道に実践していくのみです。
 千里の道も一歩から始まります。大木にも苗木の時期がありました。苗木に「明日大木になれ」といっても、それは無理な話です。
 目標に向って、日々、一歩一歩努力を重ねていきましょう。

今日の心がけ★夢を大きく描きましょう
[PR]
by fp-haseo | 2014-11-24 08:37 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 大阪大学大学院人間科学研究科のグループが、ある研究成果を発表しました。幼児の生活から、親切が広く交換される仕組みを確認できたという内容です。
 園児Aが園児Bに親切な行動をしたとします。これは以前に、Bが他の園児に親切にする場面をAが見ていたことによるものでした。研究グループでは「親切を行なう幼児は、後にまわりの児から親切にしてもらいやすく、自分が親切にした分をまわりの児から返してもらっている」と分析しています。
 子供たちの打算のない行動から、まさに「情けは人の為ならず」という諺が実際に確認されたことになります。
 親切な振る舞いを見たり、自分が親切にされれば、心が温かくなります。その気持ちが行動のエネルギーとなって、親切の連鎖につながっていくのでしょう。
 大げさなことでなくてよいのです。電車の席をゆずる、ベビーカーの乗り降りに手を貸すなど、ちょっとしたことでお互いが幸せな気持ちになれます。 
 その清々しい気持ちを持って、今日一日を過ごしたいものです。

今日の心がけ★日に一つ良いことをしましょう
[PR]
by fp-haseo | 2014-11-24 08:26 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

11月22日 物の見方

 人にはそれぞれ、物事に対する捉え方があります。Tさんは、捉え方の違いで、たびたび同僚と衝突していました。
 周囲からは、「話がずれている」「歩調が合っていない」と指摘されます。「T君は物の見方を変えていかなくてはね」と助言してくれる先輩もいました。
 疎外感を感じ、<どうして思いが伝わらないのか>と自問自答する中で、ある上司の一言が、Tさんに勇気を与えました。「人と見方が違うことを直す必要はない。しかし、何が違うのかを明確にすることだよ」。
 人と人が寄り合えば、感性の違う人は必ずいます。一方の感性を押し付けるのではなく、また押し殺すのでもなく、多様な感性が結び合うことで、想像を超える成果が上がるのでしょう。
 捉え方の相違を考慮しながら、一つの目的に向っていくのは、集団生活の醍醐味です。対立するより、結び合うことを目指して、今以上の成果を生み出していきたいものです。

今日の心がけ★感性の違いを認め合いましょう
[PR]
by fp-haseo | 2014-11-22 06:10 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 「大学に行かず、パン職人になりたい」。Kさんは、高校三年の夏休みに、父にそう告げたことがあります。父は笑って、「お前の人生だから、何をしてもよい」と答えました。ただし、「大学を出たらな」という条件が付きました。
 「よし」と発奮したKさんは、その後、受験勉強に励み、志望大学に入学しました。パン職人の夢は、入学して、しばらくすると忘れてしまいました。
 パン職人の夢があったのは事実です。その一方で、大学受験に自信をなくしていたのも事実です。父親は、Kさんの気持ちを見抜いていたのでしょう。大学で視野を広げ、それから将来を決めても遅くない、と判断したのです。
 もし、父親から頭ごなしに反対されていたら、それを押し切ってまで、わが道を行く勇気はありませんでした。また、受験することになっても、おそらく勉強に身が入らなかっただろうと、Kさんは当時を振り返ります。
 Kさんは今、部下の指導に迷う時、<亡き父ならどんなふうに答えるだろう>と問うことにしています。

今日の心がけ★相手を認めることからはじめましょう
[PR]
by fp-haseo | 2014-11-21 08:25 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

11月20日 唇に秋の風

     物いへば  唇寒し  秋の風
 これは松尾芭蕉の俳句です。前書きに「座右之銘、人の短をいふ事なかれ、己が長をとく事なかれ」とあり、教訓の句とされています。
 「話に夢中になって、つい話さなくてもよいことまで話してしまった。秋風が吹く中、ふと我にかえるとつくづくむなしいものだ」という意味です。
 よく似た警句に「口は災いの元」があります。意味は、「うっかり言った言葉が思いがけない災いを招くことがある」というものです。
 人と接する上で、失言をして非難されるのが怖くて、「黙っているに限る」と消極的な態度をとる人もいるでしょう。しかし、それでは会話は成り立ちません。
 大切なのは、人の悪口をいうのではなく、長所を見いだすことです。自慢話をするのではなく、相手の話に耳を傾けることです。
 災いをもたらすのは、口や会話ではなく、相手を不快にさせる言葉です。相手の立場に立って、自分の言葉に責任を持ちましょう。

今日の心がけ★言葉を大事にしましょう
[PR]
by fp-haseo | 2014-11-20 05:33 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)