九州博多発 ファイナンシャルプランナーのブログ


by fp-haseo

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3月31日 阿吽の呼吸

 奈良県の東大寺南大門の両脇に安置されている金剛力士像は、阿形像と吽形像の一対です。「阿」は吐く息を、「吽」は吸う息を指します。
 「阿吽の呼吸」とは、この「阿」と「吽」を合わせること、つまり呼吸がぴったりと合っていることから転じて、互いの微妙な変化や間合いにまでも、心が通じ合っていることを意味します。
 職場では、二人以上で協力しながら作業を行なったり、絶妙なタイミングを要求される仕事があります。それぞれの気持ちや調子をぴたりと合わせておかなければ、仕事は順調に捗りません。
 日々の業務を順調に運ぶためには、仕事に習熟することは言うまでもありません。併せて、人間関係においても、日ごろから良き信頼関係を保つように心がけることで、「阿吽の呼吸」に近づくことができるでしょう。
 いざという時に求められるのは、問題解決に当たろうとする一人のパワーであり、息のあった人間関係から発揮されるエネルギーです。

今日の心がけ★深く強い人間関係を築きましょう







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by fp-haseo | 2016-03-31 05:33 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 Tさんが、妻と待ち合わせをした時のことです。
 待ち合わせ場所を確認するため、途中でメールをしようと思いました。ところが、鞄の中に携帯電話が入っていません。自宅に忘れてしまったようです。
 公衆電話からかけようにも、妻の携帯番号がわかりません。自宅に電話しても、あいにく家族は留守で、結局、妻とは会えないままでした。
 Tさんは、妻に限らず、知人の電話番号はすべて携帯電話に登録しています。携帯一つなくなると、途端に身動きがとれなくなることを痛感しました。
 そんなTさんも、子供の頃に記憶した電話番号は今でも覚えています。祖父母の家は5849(イワシクウ)、友達のYくんは0298(オニクヤ)、書道教室は7923(ナクニーサン)、ほかにいくつも暗記しています。
 連絡手段が目覚しく進歩する一方で、記憶力や工夫する力は退歩しているのかもしれません。その後、大切な番号を暗記したかといえば、「これからは必ず携帯電話を忘れない!」と決意したTさん。進歩はなかなか難しいようです。

今日の心がけ★便利さに頼り過ぎないようにしましょう







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by fp-haseo | 2016-03-30 05:34 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

3月29日 受け入れる

 人事異動で、営業部から事務系の部署へ移ったSさん。仕事に慣れてくるにつれて、気になることが出てきました。
 それは、同僚の仕事に対する姿勢や言動です。新しい部署は独特の雰囲気があり、Sさんは違和感をぬぐえませんでした。
 その違和感を上司に率直に伝えたところ、理解を示してくれた上で、次のように言われたのです。「Sさんは、周囲とあえて馴染まないようにしているように見える。まずは受け入れて、合わせることも大切だよ」
 上司の指摘を受け、Sさんは、自分の頑なな態度が、違和感の要因になっているのかもしれないと思いました。そして、自分の尺度で考えることを控え、周囲の仕事の進め方や雰囲気に自分から合わせるように心がけました。
 そうすると、気にしていたことが気にならなくなり、逆に、良い面も見えてきました。やがて、違和感なく仕事が進むようになったのです。
 良い悪いと判断する前に、互いに受け入れることから始めたいものです。

今日の心がけ★まずは自分から合わせましょう







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by fp-haseo | 2016-03-29 08:57 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

3月28日 成長を見極める

 「啐啄同時」(そったくどうじ)という言葉があります。もともとは禅の言葉で、悟りを得ようとしている弟子に、師匠が教示を与えて、悟りの境地に導くことをいいます。
 言葉の意味は、鳥の孵化に由来しています。ヒナが生まれようとする時、卵の内側からコツコツとつつくことを「啐」といい、親鳥が外から殻をつつくことを「啄」といいます。
 両方のタイミングが一致して、はじめてヒナが生まれることから転じて、物事を行なうには、絶妙のタイミングがあることを表わした言葉です。
 「企業は人なり」といいます。人材育成は企業にとって不可欠です。しかし、人によって成長の度合いは異なるため、どのような教育を、どのタイミングでするのかという見極めは難しいものです。見極める鍵は、相手をしっかりと見て、日々コミュニケーションをとることから始まるのでしょう。
 職場に新しい仲間がやってくる時期です。指導する立場にある人は、一人ひとりの個性と成長をも守り、的確な教育をしていきたいものです。

今日の心がけ★的確なアドバイスをしましょう







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by fp-haseo | 2016-03-28 05:38 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 Tさんは一人暮らしです。ある日の昼休み、同僚から「今着ているワイシャツはちゃんと洗濯をして、アイロンをかけているかい?」と尋ねられました。
 そう言われてハッとしました。ちょうど仕事が立て込んでいて、身だしなみに気を遣う余裕がなかったからです。
 忙しい合間に、洗濯だけは済ませて、シワの寄ったワイシャツを着ていました。スーツを着ていれば、ワイシャツのシワは見えないだろうと思っていました。
 しかし、同僚とは普段からお互いに何でも言い合える間柄だったので、単刀直入に忠告してくれたのです。
 Tさんは、その日以来、たとえ忙しくても、ワイシャツのアイロンがけを欠かさず行なうようになりました。シワのないワイシャツを身に着けることで、気持ちにもハリが出ることを実感しました。
 服装について、見ている人は案外見ているものです。身だしなみは、普段から意識しなければならない常識だと心したいものです。

今日の心がけ★身だしなみを整えましょう







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by fp-haseo | 2016-03-28 05:26 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

3月26日 子供の事情

 小学校教諭として、K先生は三年生のクラスを受け持っています。ある日、教室に行くと、児童たちが「図工! 図工!」と大合唱しています。
 時間割では、国語の時間です。K先生が「次は国語だぞ」と言うと、児童たちは静かになりました。しかし、三人の児童がまだ図工と言い張っています。
 思わず「図工がしたいなら出て行きなさい!」と叱ると、児童たちは、その剣幕に思わず泣いてしまいました。
 授業後、K先生は児童たちに理由を尋ねました。すると、前の授業で「国語と図工どっちがいい?」とほかの先生に聞かれたので、授業が変わったと思ったようです。それが突然怒られたので、びっくりして泣いてしまったそうです。
 児童たちの勘違いだったとはいえ、単にふざけていたわけではなく、それなりの理由があったのでした。K先生は、頭ごなしに叱ったことをあやまりました。
 思わずカッとして、声を荒げてしまうこともありますが、頭ごなしは禁物だと、上の立場の人ほど、肝に銘じておきたいものです。

今日の心がけ★頭ごなしに物を言うのは慎みましょう







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by fp-haseo | 2016-03-26 05:55 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

3月25日 吐いて吸う

 人は生まれる時、「おぎゃー」という産声と共に息を吐き、最期は、息を引き取って生を終えます。その間、たえず「吐いては吸う」ことを無意識のうちに繰り返していきます。
 当たり前のことですが、呼吸しているのは生きている証であり、なんとありがたい仕組みでしょうか。もし息を吐けなくなったり、吸うことが困難になれば、たちまち死さえ覚悟しなければなりません。
 焦りや不安に駆られていると、呼吸は浅くなります。そういう時に深呼吸をしてみると、不思議に心は落ち着きます。瞑想などで呼吸法に重きがおかれるのも、大いなる何かとつながっている自分を実感できからかもしれません。
 「吐いて吸う」という呼吸のリズムは、人のあるべき姿も示唆しています。息を吐いてこそ得られるのであって、吸う一方では苦しいばかりです。
 出せば入る、与えれば与えられるという、人間社会の法則を、呼吸は見事に教えているようです。

今日の心がけ★深呼吸をして見ましょう







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by fp-haseo | 2016-03-25 08:07 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

3月24日 今に全力投球

 日本の企業の多くは、四月より新しい年度が始まります。そのため、人事異動や転職などを控え、多忙な毎日を送っている人も多い季節です。
 そうした中、新たな職場や職務への期待が強くなるあまり、今の仕事に気持ちが入らない、という人もいるようです。
 もしそうだとすれば、これは大きな考え違いでしょう。その職場に在籍している限り、そこでの職務に励むのが基本です。もし異動が決まっていても、発令日の前日までは、現在の職場に置いて、何らかの働きがあるはずです。
 私たちが「生きている」ということを約束されているのは、今、この一瞬だけです。
 かけがえのない「今」という一瞬を、無駄に過ごしているようでは、次の一瞬や新しい場所でも輝ける人にはなれません。
 私たちの未来は、今、この一瞬の続きです。今いるこの場所、この瞬間の全力投球を積み重ねていきましょう。

今日の心がけ★今の職務に全力を尽くしましょう







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by fp-haseo | 2016-03-24 05:35 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

3月23日 財布の落しもの

 Nさんが、道を尋ねに、駅前の交番に行った時のことです。
 制服姿の女子高校生が三人、交番の中にいました。髪型や制服の着こなしが派手目で、いかにも「いまどきの若い子」のように映りました。
 待っている間、交番内での会話がNさんの耳に入ってきます。どうやら彼女たちは、拾った財布を交番に届けにきていた様子です。
 一連のやりとりを眺めていたNさんは、「見た感じは派手だけど、財布を落とした持ち主を思いやる、いい子たちだなあ」と好印象を持ったのでした。
 それと同時に、若者のモラルが低下しているという固定観念や、いまどきの高校生という先入観で人を見ていた自分を戒めたのです。
 Nさん自身、かつて、落とした財布がそのまま届けられて、自分の手元に戻ってきたことがありました。この女子高校生たちも、もしかしたら、同じような親切を受けた経験があるのかもしれません。
 親切心が、世代を超えて受け継がれていくような社会でありたいものです。

今日の心がけ★思いやりの心を持ちましょう







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by fp-haseo | 2016-03-23 05:27 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

3月22日 改善のチャンス

 一つの物事を、地道に継続していくことは大切です。しかし、どんな物事でも、惰性やマンネリを感じる時は必ずあります。
 例えば、いくら卵が好きでも、目玉焼きばかり食べていたら、飽きてしまいます。卵自体にも嫌気がさして、感謝の気持ちさえ薄れてしまうかもしれません。
 その時に、味付けに工夫したり、別の調理法で卵を食べるようにすれば、マンネリから脱することができます。料理の歴史そのものも、「こうしたらどうだろう?」という工夫から、様々なメニューが生み出されてきたのでしょう。
 子供たちは、同じ遊びに飽きてくると、試行錯誤の末、新しい遊び方をつくり出すものです。柔軟に頭を回転させ、いろいろなアイデアを出し、以前とは違う方法を試すことで、新たな発見をすることができます。
 マンネリを感じた時こそ、改善のチャンスです。より良い方法を見つる時期が来たのだと捉えて、今までとは違うやり方にチャレンジしてみましょう。
 毎朝の朝礼もその一つです。

今日の心がけ★工夫することを楽しみましょう







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by fp-haseo | 2016-03-22 08:31 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)