九州博多発 ファイナンシャルプランナーのブログ


by fp-haseo

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 ユニクロなどの衣料品小売店舗を展開する株式会社ファーストリテイリング社長の柳井正氏は、「仕事とは何か」という問いに、次のように答えます。
 「僕は社員に『明日の仕事を今日やれ』と言っている。本当の仕事とは、明日何が起きるか予測し、そのための準備や計画を明日までに間に合うようにしておくことだ。それ以外は作業だ」
 「明日の仕事を今日やれ」とは、今日の仕事を疎かにするということではなく、前日に明日の仕事の準備をし、万全の状態で仕事に臨むということです。
 準備を入念にすると、自然と、先の仕事のイメージを頭に描くものです。上司からの指示やマニュアル以外の、細かな点にも気がつくようになるでしょう。
 仕事のイメージが湧かないと、想定外のトラブルが生じた際に、対処することが難しくなります。準備を万全にするとは、自分で考えて動く、積極的な姿勢をつけることなのです。
 明日の一日をより充実させるため、準備を万全にする姿勢を身につけましょう。

今日の心がけ★先の仕事をイメージしましょう







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by fp-haseo | 2016-08-31 05:42 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

8月30日 その指先は宝

 バドミントンの羽(シャトル)には、本物の羽が使われています。
 競技用の高級シャトルの原料は、ガチョウの羽です。一本のシャトルには十六本の羽が使われますが、ガチョウ一羽から、十四本の羽しか取れないそうです。
 この本物の鳥の羽を使うところに、シャトル製造の難しさがあるようです。ヨネックスのシャトル製造部長・長谷川慎さんはこの道二十六年。一つひとつ微妙に曲がっている羽を揃えてコルクに植え、手作業で微調整を繰り返します。
 市場に出す前の検査では、手でしなり具合を確かめ、花が咲いたように丸みを帯びているか、目で見極めます。人の五感と経験がものをいう検査です。
 「ちゃんと育った検査員の目と指先は、宝なんです」と、長谷川さんは語ります。職人の世界だけに、検査員の養成が何よりも難しいようです。
 どの業界にも、人の手や目、五感が支える仕事はあります。持って生まれた感覚に加えて、積み重なってきた経験は、その会社の「宝」です。
 最後に頼りになるのは、今も昔も、人なのでしょう。

今日の心がけ★会社の宝を大切にする職場でありましょう







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by fp-haseo | 2016-08-30 10:15 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

8月29日 夏休みの宿題

 Sさんは、八月も終わりに近づくと、宿題で苦労したことを思い出します。
 小学生の頃は毎年、「七月中に宿題を終わらせて、八月はいっぱい遊ぶぞ」と思うのですが、実際はその通りになりません。
 「まだ○日ある」「まだ間に合う」と、目の前のことを優先してしまいます。結局、最後の数日間は、友達の誘いをすべて断る羽目になるのでした。
 社会人になったSさんは、先輩から、次のようにアドバイスされました。
 「今日やるべきこと、今週中に行なうこと、今月中にすることをひと目でわかるようにスケジュールに書くと、後手に回ることが少なくなる。先手必勝だよ」
 期日間際に慌てて行なうと、時間に余裕がなく、確認が疎かになりがちです。それに対して、早めの仕事は、丁寧に確認できる分、仕上がりがよくなります。
 入社直後は先のことや仕事の段取りが見えず、期日間際に仕上げることが多かったSさんですが、少しずつスケジュール管理に慣れてきました。
 今では「仕事が早く、正確だ」と、職場内で信頼を得ています。

今日の心がけ★早め早めに仕事を進めましょう







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by fp-haseo | 2016-08-29 06:02 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

8月28日 災害の備え

 九月の防災月間に先立ち、災害への備えを確認しましょう。本誌の発行元である一般社団法人倫理研究所では、災害に対する三つの備えを提唱しています。
 一、「物の備え」。少なくとも一週間分の食料と水、災害グッズを備える。
 二、「行動の備え」。災害が発生した時、どこへどのように避難するのか、家族との連絡はどのようにするのかを確認しておく。
 三、「心の備え」。地球は絶えず活動している。大自然を畏敬、親愛し、壮大な地球的現象として、「いつか地震は起こる。今日起こっても不思議じゃない」と覚悟を決めること。
 これらの備えによって、パニックにならず、冷静な対処ができるのです。その上で、後はその時の直感的判断を大切にすることです。
 それぞれの企業や家庭で、物の備えをすると共に、一人ひとりは個人として、行動の備え、心の備えを持ちたいものです。また、日頃からやるべきことを後回しにせず、気づいたらすぐする行動で直観力を向上させましょう。

今日の心がけ★十分な災害の備えましょう






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by fp-haseo | 2016-08-29 05:49 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

8月27日 夫婦の時間

 学生時代から登山を趣味にしてきたYさん。もうすぐ五十歳になる今も、コツコツと山登りを続けています。
 社会人になった二十代の頃は、日々の仕事に追われながらも、登山サークルに入り、仲間と山登りに出かけていました。三十代で結婚してからも、回数はめっきり減ったものの、仕事と子育ての合間に山登りを続けてきました。
 そして、四十代後半にはいると、子供たちは家から巣立っていきました。子育てから開放され、妻との時間を楽しむ余裕が生まれたものの、いざ二人きりになると会話が続きません。沈黙の中、ただテレビの音だけが流れます。
 <何とか妻と有意義に過ごせる方法はないものか>と考えていた時、一つの案が浮かびました。それは、数年前から始めた絵手紙を山で描くことです。
 早速、次の登山で実行してみました。テントの中で二人きりの夜、その日に出会った風景や草花を思い出しながら、絵手紙を描きました。一枚書き終えるたびに、妻との品評会が始まって、静寂の山々が二人を暖かく包み込むようでした。

今日の心がけ★夫婦の会話を生む工夫をしましょう







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by fp-haseo | 2016-08-27 08:00 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

8月26日 芋虫嫌い

 Nさんが息子と庭で遊んでいると、庭木に、芋虫がとまっていました。
 息子は「気持ち悪い!あっちにいって!」と嫌がりました。生き物の命の尊さを知るよい機会だと思ったNさんは、「これはきれいなチョウになるかもしれないよ。一緒に育ててみようか」と誘ってみました。
 改めてよく観察すると、模様が色鮮やかで、ユーモラスな顔立ちをしています。昆虫図鑑で調べれみると、アゲハチョウの幼虫であることが判明しました。初めは嫌がっていた息子でしたが、興味が湧いたようです。
 やがて、息子なりに様子を観察して、今日はどれだけ葉を食べたか、夢中で話してくれるようになりました。今では、無事成長してチョウになる日を、家族みんなで楽しみにしています。
 虫に限らず、人や物事に対して<苦手だな、嫌だな>と思うのは、実は、パッとみたときの印象や先入観だけで判断しているのかもしれません。無理に好きになろうとするより、まずは「知る」ことから始めてはいかがでしょう。

今日の心がけ★知ることから始めましょう







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by fp-haseo | 2016-08-26 08:08 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

8月25日 縦の記憶

 国内はもとより世界中から観光客が訪れる大分県の湯布院温泉郷。しかし、ほんの数十年前までは、訪れる人もまばらな寒村に過ぎませんでした。
 そんな由布院の町おこしに取り組んだ一人が、老舗旅館・亀の井別荘の中谷健太郎氏です。氏は、まちづくりに際し、過去の文献を徹底的に調べ上げました。
 すると、祖父である巳次郎氏が、多彩な趣味を持つ風流人で、北原白秋や武者小路実篤などの文化人を別荘でもてなしていた歴史に辿り着きました。
 さらに、林学博士の本多静六氏がこの地を訪れ、「健康と文化の向上のためには自然が大切」「ドイツのような生活型の温泉保養地を目指すべき」と語った記述を発見したのです。そうしたことが、今日の湯布院に至る礎となったのです。
 まちづくりについて、中谷氏は、「私たちが残してきた記録に刻まれた縦の情報、それを振り返れば、何をすべきか判断できる」と語ります。
 今私たちが働くこの地域に、かつて何があったのか。地域の歴史を見直すことは、仕事の質をさらに高めるヒントになり得るでしょう。

今日の心がけ★ルーツに目を向けましょう







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by fp-haseo | 2016-08-25 05:47 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 プロ野球で、一九六五年から九年連続日本一に輝いた、読売ジャイアンツの黒江透修氏のエピソードです。
 黒江氏は、プロ入り二年目の秋季キャンプで、広岡達郎氏と同部屋になりました。黒江氏にとっては、同じショートを守る大先輩でした。
 部屋には、王貞治氏や長嶋茂雄氏など、ジャイアンツのスーパースターたちが尋ねてきました。来客があると、新米の黒江氏がお茶を淹れます。
 そのお茶の淹れ方に、広岡氏のカミナリが落ちたのです。「何だ、そのお茶の淹れ方は!」という叱責の裏には、広岡氏の思いがありました。
 守備が雑で、レギュラーをつかみきれない黒江氏に、「お茶を丁寧に淹れることは、堅実な守備にもつながる」と伝えたかったのです。
 黒江氏は、その先輩の言葉を謙虚に受け止めました。丁寧に補給して投げる基本動作を徹底して、守備力をつけた結果、三年目にレギュラーを勝ち取りました。
 後輩の成長を待っていたかのように、その年、広岡氏は引退したのです。

今日の心がけ★日常の動作を丁寧に行ないましょう







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by fp-haseo | 2016-08-24 05:35 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 「慮る」(おもんばかる)という言葉があります。日常会話ではあまり使われなくなった言葉です。その意味は、辞書によれば「よくよく考える。考えはかる。思いめぐらす」とあり、使用例には「相手の立場を慮る」とあります。
 ある会社の社長は、社員が出社する前、社内のトイレ掃除を行なっています。職場の美化につながるだけでなく、労使関係が良くなり、自分の心も磨かれるという話を聞いたことがきっかけでした。
 数ヶ月が過ぎた頃、数名の女子社員が、神妙な顔で社長室に入ってきました。そして「女子トイレの清掃はやめてほしい」と、申し訳なさそうに訴えました。
 社長が清掃してくれたトイレだと思うと、どうも利用しにくいというのです。社長は驚きましたが、このことは自身の行為を振り返る機会となりました。また、女性の意見や感性をもっと社内に取り入れようと思うきっかけにもなりました。
 性差や国籍、年齢などによって、物の受け止め方は違います。日頃、良かれと思ってしていることを慮って、良い職場づくりの糸口をつかみましょう。

今日の心がけ★周囲の状況を良く考えましょう






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by fp-haseo | 2016-08-23 09:48 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

8月22日 難しい仕事

 Mさんに、大きな商談のプレゼンテーションの依頼が舞い込んできました。
 会社全体にとっても利益の大きな仕事です。自分より適任者がいると考え、「私より○○課長のほうが・・・」と言いかけたものの、思い留まりました。
 それは、小学校一年生の長男とのやり取りが脳裏をかすめたからです。長男は、なわとびの新しい飛び方も、漢字を覚える時も、「難しいよ、僕にはできないよ」と弱音を吐き、投げ出してしまうことが度々あったからです。
 その都度、Mさんは「チャレンジすることに意味があるんだよ」「できないと言う前に、やってごらん」と長男に呼びかけ、まずは行動することを促していたのです。
 それにもかかわらず、自分はできる範囲を決め、仕事の難題が押し寄せてきた時に、逃げ腰になっていることに気づかされたのでした。
 <できる、できないと考えるのはやめよう、仕事を通して成長させてもらおう>と思い直したMさんは、「承知しました!」と、気持ちよく返事しました。

今日の心がけ★頼まれた業務は喜んで受けましょう







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by fp-haseo | 2016-08-22 06:02 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)