九州博多発 ファイナンシャルプランナーのブログ


by fp-haseo

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 Yさんは妻の後始末に不満を持っていました。片付いていない部屋を見るたびに、<もっときれいにしてほしい>と心の中でつぶやいていました。
 ある日、Yさん夫婦の息子が通う保育園で、保護者面談があった時のことです。日頃の息子は、使ったおもちゃを片付けず、家中を走り回っています。きっと保育園でも先生を困らせているのだろうと思っていました。
 ところが先生から「まじめで、お片づけもできて、先の見通しも立てられるお子さんだから、今後の成長が楽しみですよ」と褒められたのです。
 Yさんは、わが子を頼もしく感じるとともに、日頃いかに一面しか見ていなかったかと反省しました。
 妻に対しても同様です。妻の一面だけを見て、責めていたのです。実際は、しっかり後始末をしていたからこそ、息子もまねをしていたのでしょう。
 振り返ると、<子供も妻も後始末が悪い>と思いながら、自分は何もしていなかったことに気づいたYさん。今は率先して後始末を実行中です。

今日の心がけ★自分の姿を見つめましょう







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by fp-haseo | 2016-09-30 08:04 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

9月29日 虫の声

   きりぎりす  鳴くや霜夜の  さむしろに  衣かたしき  ひとりかも寝む
 これは藤原良経がきりぎりすを詠んだ、百人一首にある歌です。
 「こおろぎが鳴いているなあ。霜が降りるような寒い夜、わたしは莚に衣を着たまま、片袖だけ敷いて、ひとり寂しく寝るんだなあ」という意味です。
 同じように虫を詠みこんだ歌はたくさんあります。日本では古来から、秋の虫の音を心地よい音として愛してきました。西洋人は雑音として聞くといいます。
 しかし、日本をこよなく愛した『怪談』の著者・小泉八雲は、ギリシャ生まれの西洋人ですが、「草ひばり」という雅な名を持つ小さな虫の鳴き声を「名状しがたい妙なる美しい音楽」として愛でていました。
 また、『沈黙の春』の著者・レイチェル・カーソンはアメリカ人ですが、自ら名づけた「鈴ふり妖精」という虫の鳴き声を「妖精が手にした銀の鈴を振っているような、言葉では言い表せない音」と表現しています。
 八雲やカーソンのように、秋の夜は、虫たちの歌に耳を傾けたいものです。

今日の心がけ★虫の声に気づく心の余裕を持ちましょう







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by fp-haseo | 2016-09-29 05:49 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

9月28日 分岐点

 人は誰でも、好調な時期があれば、何をやってもうまくいかない時期もあります。「水戸黄門」の主題歌のように、楽あれば苦もあるのが人生です。
 Mさんは、創業者である父親から会社を継承しました。傾きかけた事業を立て直すべく、必死に働きました。
 しかし、父親の発言力が強く、なかなか思い通りに改革が進みません。父と対立し、次第にやる気を失っていきました。業績も好転しないままでした。
 そんな状況の中で、Mさんは、次のような言葉に触れたのです。「過去と相手は変えられないが、自分を改善し、未来を変えることはできる」
 父の経営手法を否定し、会社を変えよう、社員を変えようとして、空回りしていたことに気づいたMさん。<父の時代の積み重ねがあるから、今がある><変わるのは自分の方だ>と思えた時、業績は少しずつ回復して言ったのです。
 置かれている境遇をどう受け止めるかは人それぞれです。苦しい時期こそ、実は、人生の分岐点なのかもしれません。

今日の心がけ★逆境での気づきを大切にしましょう







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by fp-haseo | 2016-09-28 05:51 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

9月27日 時には刺激を

 Tさんの勤務する職場では、各部署ごとに朝礼を行なっています。
 社内の朝礼委員からの提案で、月に四回、部署間で交流して朝礼を行なうことになりました。目的は、違う部署の朝礼の雰囲気を味わい、視野を広げ、良いところは自分の部署にも取り入れるためです。
 「なぜ、わざわざそのようなことをするのか」という反対意見もありましたが、まずはやってみることになりました。
 交流初日、部署の半数の人たちが、他部署の人と入れ替わります。Tさんも他部署の朝礼に参加しました。
 すると、<同じ社内でありながら、場所と人が変わるだけで、朝礼の雰囲気はこんなにも違うのだ>という発見がありました。<見られている>という緊張感もありました。その刺激や緊張感は存外に心地よいものでした。
 その日一日、適度な緊張感を持って仕事に臨めたTさん。「時にはこのような刺激もあったほうがよい」というのが、今のところの実感です。

今日の心がけ★マンネリ打開の工夫をしましょう







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by fp-haseo | 2016-09-27 10:09 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 所用で公共のバスを利用したAさん。運転手の軽快なアナウンスに、いつになく聞き入ってしまいました。
 「最近、○○街道は、事故が多発しています。バスが急停車することがありますので、お立ちのお客様は、つり革や手すりにしっかりとおつかまりください」
 「バスが発車してからの移動は危険です。お降りのお客様は、余裕を持って安全にお降りいただきますよう、お願いいたします。時間は充分にとりますので、足元にご注意の上、お降りください」
 「ご乗車、ありがとうございました。この後もどうぞお気をつけて」
 乗客の大半は高齢者です。バスの停車と発車のたびに、実に丁寧に語りかけるソフトなアナウンスは、聞いているこちらの心も優しくなるようです。Aさんは都会の喧騒の中で、一服の清涼剤を味わったような微笑ましさを感じました。
 何よりも、バスの運転手自身が、自らのアナウンスを楽しんでいる様子です。ここに「場」を輝かせる人の大切な鍵が潜んでいるようでした。

今日の心がけ★まず自分が仕事を楽しみましょう







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by fp-haseo | 2016-09-26 05:48 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

9月25日 冷たい食べ物

 Mさんは冷たい食べ物が苦手です。かつては冷えたビールやアイスクリームが大好物でしたが、お腹をこわしてしまうことがあったからです。また、体を冷やす食べ物の害について学んだことも、理由の一つでした。
 ある日、友人と居酒屋に入ったMさん。いつものように、熱燗のお酒と温かい料理を選んで頼みました。
 食後には、デザートとしてあんみつを頼みました。店にあるデザートの中で、他のものにはアイスクリームが入っているからです。
 ところが、出てきたあんみつには、アイスクリームが載っていました。店員に聞くと、餡の量が少なくなったので、サービスでアイスを足したといいます。
 <それはサービスというより迷惑だな>と思いながら、久しぶりに冷たいものを食べたMさん。お腹の調子は食後も良好でした。Mさんにとっては、先に温かい物を食べて、体が温まっていたことが良かったようです。
 「冷たいものはダメ」という気めつけから、少し柔軟になったMさんです。

今日の心がけ★体にあった食べ方を工夫しましょう







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by fp-haseo | 2016-09-26 05:35 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

9月24日 体が資本

 Nさんは四十代を過ぎてから、体の重さを感じるようになっていました。その矢先に、健康診断で、メタボリックシンドロームとの結果が出たのです。
 これまでは健康に気をつけるタイプではなかったNさん。自身の食生活を振り返ってみると、宴席が続いたり、自分の好きな物だけを食べたりして、栄養バランスが偏っていました。運動も、ほとんどしていませんでした。
 自分の体を大切にしていなかったことを顧みて、Nさんは、食生活の改善に取り組みました。また、一日一時間は歩くように心がけ、休日は家族と体を動かすようになりました。そのお陰で、翌年の健康診断は、数値が改善されたのです。
 昔から「体が資本」と言われます。仕事があっても、健康でなければ伸び伸びと働くことができません。
 しかし、実際に、健康を意識して仕事をしている人はどれだけいるでしょうか。体を犠牲にして、無理を重ねていませんか。
 自分の体にも投資をして、健康を維持したいものです。

今日の心がけ★体があっての仕事だと自覚しましょう







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by fp-haseo | 2016-09-24 06:49 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

9月23日 最高齢スイマー

 日本は世界有数の長寿国です。総務省統計局によると、日本の総人口は一億二六九六万人です。その中で九十歳以上が一九六万人、百歳以上が七万人です。
 山口県の田布施町で暮らす長岡三重子さんは、大正三年生まれの現役スイマーです。二十五の世界記録、四十二の日本記録を保持し、百一歳の今も、普段のトレーニングで、一時間は泳ぎます。
 長岡さんは、元気に年を重ねる心構えとして、「苦は、楽のため。つらいのは、よい薬」「記録を更新できれば幸福感を得られるから長生きできる。人は何の舞台でもいいから、達成する場面を持つといい」と語っています。
 まず、明確な目標を掲げて、チャレンジする。それに向かって努力を怠らない。そのプロセスの中で、苦しいことがあっても、それを力に変えて乗り越えた達成感が幸福の源になるということです。
 これは、年齢に関係なく、誰にでも当てはまるでしょう。百一歳の長岡さんに学びたいものです。

今日の心がけ★達成感を活力にしましょう







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by fp-haseo | 2016-09-23 07:55 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

9月22日 物の命

 秋刀魚、鮭、梨、松茸など、秋の味覚を楽しめる季節となりました。
 食事の前、私たちは、意識することなく「いただきます」と口にしたり、心の中でつぶやいたりします。「いただきます」という言葉の由来には諸説ありますが、自然への恵みへの感謝であることは間違いないようです。
 そして、この感謝の気持ちは、「すべての物に命が宿っている」とみる、日本人古来の考え方が背景にあるのでしょう。
 食べ物に限らず、私たちの生活は、物によって成り立っています。それらすべての物も、元をたどれば自然の恵みからできています。
 物に命があるとみるか、単なる無機質な物とみるかは人それぞれです。ただ、命があるかのように大切に扱えば長持ちし、粗末に扱えば、すぐに壊れたり、役に立たなくなってしまうのが物の不思議です。
 食前に「いただきます」と口にするのと同様に、普段使っている物も、<よろしく頼むよ>という思いを持って扱いたいものです。

今日の心がけ★自然の恵みに思いを向けましょう







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by fp-haseo | 2016-09-22 16:47 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 今朝の店舗前の掃除当番は、A君とB君です。ほうきとちりとりを持って駐車場に行くと、タバコの吸殻が散乱していました。
 その光景を見た瞬間、「ひどいなあ。喫煙コーナーに灰皿があるのに。マナーの悪い客ばかりだ」と、A君の口から愚痴が飛び出しました。
 一方、B君は「たしかに君の言う通りだけど、昨日も大勢のお客様が来てくださったということだから。マナーの悪さはともかく、ありがたいと思って掃除を頑張ろうよ」と前向きです。
 もし同じ場面に直面したならば、A君、B君、どちらの思いになるでしょうか。
 物事を常に否定的に捉えていると、行動面でも消極的になり、自分の能力を十分に発揮できなくなります。肯定的に捉えることによって、そこから先の可能性も開花し、周囲に喜ばれる働きができるようになります。
 マイナス面の裏側には、プラス面があるものです。一方向の見方にとどまらずに、一呼吸入れて、多方面から物事を見つめたいものです。

今日の心がけ★物事を肯定的に捉えましょう







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by fp-haseo | 2016-09-21 05:40 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)