九州博多発 ファイナンシャルプランナーのブログ


by fp-haseo

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 F支店の店長は、体調が不安定で、欠勤せざるを得ない日が多くあります。
 「仕事は体が資本。健康に留意を」と、よく口にする店長ですが、「肝心な時にいない」「健康管理もできないで・・・」と陰口を叩かれているのが実情です。
 ある時、店長に対する不満を主任にこぼしたAさん。主任の言葉は思いがけないものでした。
 「君の不満はもっともだ。確かに、店長は自分の仕事をこなせないでいる。だけど、それをカバーするのが、私たちの今の仕事だと思うよ」
 店長が体調を崩すたびに、しわ寄せを受けている主任が、文句一つ言わず、店長を支える職務を全うしようと努めている姿勢に、Aさんは感銘を受けました。
 その後、主任の心意気に多くの人が共感し、一人ひとりが自分のできることを心がけ、店長の穴を埋めようと取り組んでいるF支店です。
 どのような職場でも、ベストにはほど遠い状態に陥ることはあります。それを乗り越えるのも私たちの仕事でしょう。そこにチームの成長があるのです。

今日の心がけ★苦しいときは支え合いましょう







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by fp-haseo | 2016-10-31 05:46 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 休日、Kさんが車で近所のスーパーへ買い物に行った時のことです。
 その道はもともと歩行者や車の交通量が少ない道です。<ここは脇道からの合流も少ないし、危ないことはないだろう>と、漫然と運転をしていました。
 前方の信号が黄色になり、ブレーキを踏もうとしたその時です。広場から、自転車が飛び出してきたのです。「危ない!」と叫ぶと同時にハンドルを切り、必死でブレーキをかけました。
 すんでのところで衝突を避けることができ、Kさんは、自転車の若者を叱るよりも、ケガをさせずにすんだことに胸を撫でおろしました。
 そして、<この道は危なくないから大丈夫>という思い込みで運転することの怖さを痛感したのです。
 翻って、仕事やプライベートの人づきあいでも、過去の経験や見た目の印象から、「こうだろう」と決めつけて判断していたKさん。今後は思い込みを改め、よく見、よく考えて判断していこうと思ったのです。

今日の心がけ★新たな気持ちで人や物事に向き合いましょう







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by fp-haseo | 2016-10-31 05:34 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

10月29日 ひと言の報告

 Aさんは新人営業マンです。ある日、上司と一緒に歩いていると、前からお得意様が歩いてきました。
 Aさんが会釈をすると、先方も笑顔でこちらに会釈をしました。上司は携帯電話で話をしていたので、お得意様に気がつかなかったようです。
 翌日、Aさんは上司から、次のような指導を受けました。
 「今、お得意様から電話があってね。『昨日、すれ違いましたね』と言われたけれど、咄嗟に返事ができなかったよ。君が挨拶をしてくれたようだけど、そのことを私に教えてほしい」
 Aさんは、上司が電話中だったため、機転を利かせて代わりに挨拶したつもりでした。そこまでは良かったのですが、そのことを伝え忘れていたのです。
 電話が終わった後、「今、○○さんがいらっしゃいました」と、ひと言伝えておくべきだった、とAさんは反省しました。それからは、たったひと言の報告を、仕事上でも、家庭の中でも意識するようになったのです。

今日の心がけ★小さな報告を大切にしましょう







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by fp-haseo | 2016-10-29 05:35 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

10月28日 思い上がり

 Fさんは、父親の事業を継いで二十年になります。
 初めの頃は、事業の進め方を巡って、父との対立が絶えませんでした。言い争いはいつも、「親父のやり方は古い。時代遅れだ」という言葉で決裂していました。
 ある夜のこと、日頃から尊敬している経営者のB氏に、父との軋轢を相談する機会がありました。何か良いアドバイスを期待していたFさんでしたが、B氏の口から出てきた言葉は、意外なものでした。
 「親父さんは『息子をよろしく』と言って、よく頭を下げて回っていたよ」。その言葉を聞いてから、父親に対する見方が変わってきたのです。
 様々な困難を乗り越えて、自ら起こした事業を守り続けてきた父親の偉大さを思うようになりました。そして、<大学を出た自分は、いろいろな点で父親より優れている>と思い上がっていたことに気づいたのです。
 その父親も、十年ほど前に病気で亡くなりました。毎月、父親の墓参に出かけるFさんは、必ず、「親父、見守っていてくれよ」と墓前に誓っています。

今日の心がけ★親の深い思いに心を向けましょう







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by fp-haseo | 2016-10-28 08:19 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

10月27日 美しい文字

 きれいな文字を書くにはどうすればいいでしょう。横浜国立大学教授で書家の青山浩之氏は、美しい文字を書く秘訣を「青山メソッド」として提唱しています。
 「すき間均等法」とは、文字の線と線の間にできるすき間が、できるだけ均等になるように意識する方法です。たとえば「目」という文字でも、上中下のすき間の大きさが揃っていると、文字のバランスが良くなります。
 また、「中心線串刺し法」は、文字の中心が一直線になるように書くことです。文字の中心線を見極め、縦書きの場合は縦、横書きの場合は横の中心線が揃うことで、文章全体がきれいに見えるそうです。
 こうした技法に加えて、青山氏は「大切なのは、日常の中でも少し立ち止まって書く時間を持つこと」だと述べています。手で文字を書くことが少なくなっている現代だけに、丁寧に字を書く時間を持つことが上達の近道かもしれません。
 「宛名は心を込めて書く」「手帳の文字を丁寧に書く」など、日常のどこかで、「立ち止まって書く」時間を持ちたいものです。

今日の心がけ★丁寧に字を書く時間を作りましょう







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by fp-haseo | 2016-10-27 05:57 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 人には心があります。その心がどのような状態にあるかによって、仕事の質が変わってくることは、容易に察しがつくでしょう。
 「やる」という自発的な意志が働いている場合は、やり遂げたときに感動があり、「楽しい」と感じることができます。その結果として、仕事の質は向上します。
 たとえ失敗しても、「悔しい」という感情が湧き、それは後に、成功をつかみ取るバネにもなります。
 一方で、「やらされる」という心で、仕方なく働く場合はどうでしょう。やり遂げたとしても<やっと解放された>と、安堵のため息をつくことでしょう。
 失敗しても悔しさはなく、<ああ、やっぱりダメだった>と、余計に自信を失ってしまうでしょう。そこには知恵も湧かず、工夫もありません。
 実は人は「やらされる」ほうが楽なのです。自分で考えずに、ただ従っていればいいからです。「やる」という意思を育てるには、日頃から、より困難な状況に飛び込んでいくような精神が求められるのです。

今日の心がけ★自発的な働きを目指しましょう







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by fp-haseo | 2016-10-26 05:40 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 美容業を営むAさんには、お金についてのモットーがあります。
 それは「一円も無駄にしないこと」、そして「使うべきときは思い切って使い、喜んで支払うこと」です。それがお金の性質を活かすことであり、お金を大切にすることだとAさんは考えています。
 普通なら、お金が入るときは喜べても、出すときは喜べないものです。支払わなければいけないお金も、つい出し渋ったりしがちです。税金などもそうです。
 それは一見、お金を大切にしているようで、「使われる」「世の中をまわる」というお金の本来の働きを活かしているとはいえないでしょう。出すべきはサッと支払うことで、お金が喜んで、再びめぐってくるというものです。
 Aさんの美容室は、毎月二十五日が給料日です。その日が土曜日の場合は、前日に給料を振り込みます。取引先への支払も、喜んで期日までに済ませます。
 「こうした習慣を続けていると、不思議とお金がたまる」というのが、Aさんの実感なのです。

今日の心がけ★払うべきものは喜んで出しましょう







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by fp-haseo | 2016-10-25 10:08 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 仕事の指示は、内容、期限、目的などをできる限り具体的に伝えることが大切です。これらが曖昧だと、貴重な時間を浪費しかねません。
 株式会社ビジネスプラスサポート代表の藤井美保代さんは、指示する側も、受ける側も、明確にすべきポイントは「は・き・も・の」だと表現しています。「は」は背景、「き」は期限、「も」は目的、「の」は能率です。
 たとえば、会議資料の作成を支持する場合、その資料が必要になった経緯(背景)、開催期日(期限)、何のための資料か(目的)を明示し、でき上がりの具体的な形や文字の配置などを伝えることで、無駄な時間をなくせます(能率)。
 指示を受ける側は、その内容を実行する自分を想像し、明快に指示がなければ、上司から情報を引き出す工夫と努力が必要でしょう。
 指示する側は、相手の理解度をはかりつつ、言葉だけで足りなければ略図を使うなど、伝達方法に工夫を凝らすことも求められます。
 指示の「は・き・も・の」を確認し合い、質の高い仕事をしたいものです。

今日の心がけ★認識の共有を図りましょう。







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by fp-haseo | 2016-10-24 05:59 | Comments(0)
 今年の夏、八十八歳の“おばあちゃん写真家”西本喜美子さんの写真集が発売され、話題を呼びました。
 西本さんは熊本県在住です。初めてカメラを手にしたのは七十二歳の時でした。初の写真集『ひとりじゃなかよ』には、これまで撮りとめた幻想的な作品と共に、心温まる熊本弁のエッセイが添えられています。
 周囲を驚嘆させたのは「自撮り」の写真です。赤ちゃんや粗大ごみに扮装した写真は、自分でも笑いをこらえながらシャッターを押したといいます。
 とても八十代の作品とは思えないほどインパクトのある写真は、日本はもとより海外でも話題になりました。
 足腰が弱いため、近所や室内で撮れるものを写してきた西本さん。<年を取ったらそれを逆手にした自撮り写真を撮ればいい>という発想は、年齢を問わず、カメラ一台で世界は無限に広がることを教えてくれるようです。
 年齢や常識にとらわれることなく、常に「新」を目指していきたいものです。

今日の心がけ★探究心を持ち続けましょう







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by fp-haseo | 2016-10-24 05:44 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 「京都に行く」と「京都へ行く」の違いは何でしょうか。
 「に」と「へ」は助詞です。古来に遡って『万葉集』を見ると、「に」は動作が着いて止まる場所を示し、「へ」は遠い所に向かって移動することを表わしているそうです。
 つまり、「京都に行く」は、京都が最終目的地、「京都へ行く」は、移動することが前面に出て、最終目的地かどうかはっきりしないという違いがあるのです。
 外国人が日本語の学習に困難を感じるのは、こうした助詞の使い方が繊細だからだそうです。「て・に・を・は」に代表される助詞は、短い言葉ですが、豊かな情報を持っているのです。
 助詞に限らず「大和言葉」といわれている日本語の言葉は、長い時間をかけて磨き上げられてきました。日本語は、私たちの先祖が残してくれた日本人の宝といえます。
 表現豊かな日本語の良さを再認識し、味わいながら使いたいものです。

今日の心がけ★日本語の豊かさを知りましょう







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by fp-haseo | 2016-10-22 07:25 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)