九州博多発 ファイナンシャルプランナーのブログ


by fp-haseo

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8月31日 良き個性

 偏見という言葉があります。辞書によると「かたよった見方・考え方。客観的な根拠なしにいだかれる非好意的な先入観や判断」という意味です。
 高校生のA君は、日頃から同じクラスのB君に、良い印象を持っていませんでした。B君は、相撲取りのように体が大きく、力持ちでした。
 一方で、何をするのにも反応が遅く、動作もゆっくりしています。クラスメートは、そんなB君のことを「のろま」「役立たず」と揶揄していました。
 ある日、A君は、B君の奇妙な姿を街中で見かけました。自転車を肩に担いで、小学生らしき男の子と一緒に歩いているのです。
 声をかけると「車輪が道路端の側溝に落ちて変形して、困っている小学生を見かけたので、自転車ショップへ運んでいるところなんだ」と答えました。
 事情を知ったA君は、B君への偏見を大いに反省しました。そして、どのような人にも良き面があるのだから、できるだけ良いところを見つけていこうと大いに学んだのです。

今日の心がけ★思い込みを捨てましょう







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by fp-haseo | 2017-08-31 05:36 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

8月30日 清掃の輪

 Mさんが初めて清掃ボランティアに参加した時のことです。清掃には、職場の同僚や町内の顔見知りなど、多くの人たちが参加していました。
 前夜に地域イベントがあったため、道路には多くのゴミが落ちています。一瞬、捨てた人を責める気持ちが湧きましたが、周囲には、額に汗を流して清掃している人が大勢います。その姿を見て、気持ちを切り替えました。
 清掃終了後に、主催する責任者から、次のような言葉が述べられました。
 「ゴミを一つ捨てる人がいるならば、拾う人は二つ以上拾いましょう。地域を綺麗にするには、捨てる人に心を惑わされるよりも、清々しい気持ちを共有しましょう。次回は知人にも声をかけて参加してくださいね」
 その言葉にハッとしたMさん。職場では、整理整頓ができない人を注意し、不機嫌の悪循環を作り出してしまうことがありました。これからは、自分から率先して取り組み、清々しさの輪を広げていこうと決意したのです。
 心と環境は相関します。積極的に環境の美化に努めましょう。

今日の心がけ★地域や社内の環境を整えましょう








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by fp-haseo | 2017-08-30 05:46 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 不意のトラブルやアクシデントに見舞われ、思っていた結果が得られなかった時、人は何かのせいにしたくなります。しかし、そうしたからといって、結果が変わるわけではありません。
 レスリングの登坂絵莉選手は、二〇一二年世界選手権の決勝戦で、誤審ともいわれる判定で逆転負けを喫しました。登坂選手は、後にこの試合を振り返り、「誰かに結果を変えられるような戦い方をしちゃダメだと思った」と語っています。
 そして、「何かを成し遂げるには、絶対に強い意志が必要で、どれだけ嫌でもやりきることが大切」と自分に言い聞かせ、厳しいトレーニングに黙々と励み、昨年のオリンピックでは、見事金メダルを獲得しました。
 トラブルやアクシデントは誰でも起こり得ます。その出来事自体は、もう変えることができません。ただし、受け止め方次第で、そのアクシデントを教訓にすることもできます。
 悔しさの中にも強い意志を持って、マイナスをプラスに転じていきましょう。

今日の心がけ★「何かのせい」にする思考から脱しましょう








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by fp-haseo | 2017-08-29 08:38 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

8月28日 なぜ謝るの?

 情報化が進み、世界中の人と瞬時にコミュケーションが取れる時代となりました。他方では、街中においても、外国人を多く見かけるようになりました。その中で、異文化への理解が難しい場面もあります。
 接客業に従事するKさんは、日本語が少しだけ話せる外国人のお客様から、お土産をいただきました。「わざわざすみません」と伝えたところ、「なぜ謝るの?」と、そのお客様は驚いた様子でした。
 Kさんとしては、日常的な会話のやりとりをしただけです。一瞬、お客様の言葉の意味が理解できませんでしたが、以前、友人から聞いた「理解よりも、大切なのは共感する心」という言葉を思い出しました。
 <なるほど、このお客さんはそう感じるのだな>と相手の考えを汲み、即座に「ありがとうございます」と答えると、その場は和やかな雰囲気となりました。
 その後Kさんは、身近な人との関係においても、まずは相手の気持ちを受け止めるように心がけています。

今日の心がけ★共感の心で受け止めましょう







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by fp-haseo | 2017-08-28 05:48 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 着物姿の女性の髪を彩る「つまみかんざし」ほ、江戸時代の伝統の技をそのままに、デザインに工夫を凝らすことで、現在も女性たちに愛されています。
 墨田区向島で三代続く、かんざし専門メーカー「かんざし杉野」の杉野守氏は「江戸時代と変わらぬ手作業が生み出す、つまみかんざしの魅力を後世に伝えていくことが、私どもの使命です」と情熱を込めて語ります。
 伝統的な細工技法に、現代的なセンスと工夫を加えるのが、元ネイルアーティストである奥様の聡子さんです。高雅で可憐なつまみには、手仕事ならではの細やかさが感じられます。
 先人たちの知恵によって生まれた工芸品は、時代に合わせて手を加えていくことで、新たな価値が加わって使われ続けていきます。
 これまで積み上げられた伝統を尊重して、古くても価値のあるものを守っていきましょう。また、単に守るだけでなく、伝統を今に活かすために、新風を取り入れることも大切なのでしょう。

今日の心がけ★伝統を活かす工夫をしましょう








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by fp-haseo | 2017-08-28 05:36 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

8月25日 一人ではない

 悩みごとや心配ごとが多い人の心の状態とは、どのようなものでしょう。
 例えば、「人は人、自分は自分だ」と考える視野狭窄です。一見、合理的な考え方ですが、行き過ぎると、「自分の力で生きている」「一人でも生きていける」という傲慢さに陥ってしまいます。
 人は誰しも、一人で生きているように見えても、つながりの中で生きています。誰もが誰かを支え、誰かに支えられながら生活しています。
 一人で悩み、落ち込みから抜け出せないような時、勇気を出して胸の内を話すことから、解決の糸口がつかめることがあります。たとえ解決に至らなくても、誰かに話を聞いてもらうだけで、スーッと楽になることがあります。
 「人は人、自分は自分」と分断せずに、つながりの中にいることを自覚することが、幸せになる秘訣のようです。
 それならば、つながりを大切にするためにも、「ありがとう」や「ごめんなさい」は、その日のうちに言っておきましょう。

今日の心がけ★身近な人とのつながりを大切にしましょう







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by fp-haseo | 2017-08-26 06:18 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 中学二年生になるM君は数学が苦手です。一学期の成績も思わしくなく、夏休みに、苦手克服のため、個別対応の塾へ通うことになりました。
 学校から出された夏休みの宿題にも手をつけていないのに、さらに塾に通わなければならないことが、苦痛で仕方ありません。
 ところが、数学を担当するK子先生から、初日に授業で提案されたのは、学習の進め方ではなく、「授業の中でどれだけ笑顔で取り組めるかをひと夏の目標にしよう」ということでした。
 授業では、M君が笑う度に、先生お手製の「笑顔スタンプカード」に笑顔マークのスタンプが押され、塾へ通うことが楽しくなってきました。
 <授業中はたくさん笑えばいいんだ>という思いで、数学と向き合っていくと、一学期につまづいた項目も、徐々に苦手意識が薄らいでいったのでした。
 夏休み後半、カードには二百以上のスタンプが押されていました。成績が飛躍的に上がった訳でもないのに、なぜか自信が漲るM君でした。

今日の心がけ★たくさん笑いましょう









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by fp-haseo | 2017-08-25 08:22 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

8月24日 線香花火の物語

 夏の風物詩といえば花火です。線香花火は、日がついてから落ちるまでの間に、火花の様子が四回変わることをご存知ですか。
 最初に、チロチロと膨らんで燃える様が「牡丹」です。次に、パチパチと勢いよく音がなる「松葉」に変わります。
 だんだん火足が下がるのが「柳」。細い火花が一本また一本と消えていくのが「散り菊」。これら四つの現象を経て、小さな玉になった火はポトンと落ちます。
 この燃え方は、昔から、人の一生にも重ねられてきました。この世に生を享け、すくすく育っていく様が「牡丹」で、「松葉」は青春時代から働き盛りの時期。人間的にも円熟味を増して「柳」になり、最後は衰えて火が消えるというわけです。
 一本の線香花火に使われる火薬の量は、わずか〇.〇七グラムほどだそうです。耳かき二杯程度の火薬を和紙で撚って、線香花火は作られます。
 その精緻な技術もさることながら、そこに人生をなぞらえるあたりに、日本的な感性があるのかもしれません。

今日の心がけ★日本の夏を味わいましょう







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by fp-haseo | 2017-08-24 05:48 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)
 Sさんは、健康診断を受診するために、職場近くの病院に行きました。
 診断は順調に進み、視力と眼底の検査を残すのみとなりました。ところが検査機材に不具合が発生し、検査再開まで時間を要すると知らされました。
 Sさんは急ぎの仕事があったため、残りの検査を受診せずに、病院を後にしました。職場に戻ると、すぐに病院から連絡があり、お詫びと共に、改めて目の検査の受診をするよう伝えられたのです。
 後日、指定の時間に到着すると、入り口で係りの職員に出迎えられ、丁重にお詫びがありました。検査もすぐに終了しました。病院に二度足を運んだSさんでしたが、職員の対応に、心地よさを感じました。
 前回、検査機材に不具合が起こった際も、素早い連絡と説明があり、苛立たしさを感じることなく済んでいたことも好印象でした。
 自分の職場では、トラブルに迅速かつ誠実に対応できるか、また、お客様の立場で考えた備えがあるかなどを再点検するきっかけを得たSさんです。

今日の心がけ★備えを見直しましょう









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by fp-haseo | 2017-08-23 07:15 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)

8月22日 色を消す

 お客様に満足してもらえるサービスを提供するには、ニーズに応えることが不可欠です。
 京都・宮川町のお茶屋「花傳」の女将である武田伊久子さんは、かつて舞妓として多くのお客様と接してきた経験から、おもてなしの極意を端的に言い表します。それは、「色を消し、色を生む」ことです。
 その心は「自我や固定観念を消して白になり、相手の立場に立ってお客様の色に染まること」だと言います。
 仕事で関わりを持つ人は、性別や年齢、趣味嗜好など様々に違います。また、同じ相手であっても、その日の状況によって、感情に差があるものです。
 一人ひとりにあったサービスを提供するには、経験知やマニュアルを越えて相手と向き合うことが必要でしょう。
 仕事をパターン化することなく、お客様が何を望んでいるのかを把握しながら、その場に応じた行動をとりたいものです。

今日の心がけ★その人その場に応じた対応をしましょう








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by fp-haseo | 2017-08-22 08:30 | 倫理研究所「職場の教養」 | Comments(0)