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九州博多発 ファイナンシャルプランナーのブログ


by fp-haseo
 富士山が世界文化遺産に登録されました。静岡県内三つの登山口で、今年八月、約二千名の参加者によって一斉清掃が行なわれました。
 一斉清掃は今年で三十四回目です。登山者の増加により、ゴミも増えるのではないかと懸念されましたが、最も登山者が多い富士宮口でも、昨年の夏に比べ、ゴミの量は微増にとどまっていました。
 その一方、ある富士登山ナビゲーターは「山小屋前のベンチ下や登山道の隅などにゴミをポイ捨てする人が依然として多い。ゴミは持ち帰って、と粘り強く呼びかけていく必要がある」と登山者のマナー向上を訴えています。
 大自然の様々な恩恵を受けて、日々の生活を送っている私たちです。自然の恩恵を思う時、不用意にゴミを捨てる行為は、あってはならないことでしょう。
 世界遺産であるなしにかかわらず、自然環境の保全に努めていくことが大自然への恩返しです。身近な自然へ心を配ることが、人としての優しさであると肝に銘じていきたいものです。

今日の心がけ★環境保全に心を配りましょう
# by fp-haseo | 2013-11-28 05:56 | 倫理研究所「職場の教養」

11月27日 負けました

 小学校教師の安次嶺隆幸さんは、日本将棋連盟の学校教育アドバイザーとして、将棋の持つ教育的意義を提唱しています。
 一時はプロの棋士を目指したこともあるだけに、安次嶺さんは「礼」を大切にする将棋の魅力を次のように語っています。
 「負けを自ら宣言しなければならない将棋は、日本人が忘れかけている大切な心に気づかせ、それを自然と身につけることができるメソッドを内包していると言っていいでしょう」
 「負けました」と宣言することは自分の弱さやミスを受け止めて、悔しい気持ちを折りたたみ、負けの責任を自分でとることになる。それは「弱い自分に打ち克ったぞ」という能動的宣言でもある、と安次嶺さんは言うのです。
 負けるのは悔しいことです。しかし、負けをきちんと受け止めてこそ、その先の成長があるのでしょう。「悔しいからやめた」ではなく、逃げずに自分の内面と向き合うことから、次の一歩が始まるのです。

今日の心がけ★逃げずに取り組みましょう
# by fp-haseo | 2013-11-27 05:35 | 倫理研究所「職場の教養」

11月26日 優先順位

 爽やかに生活し、効率よく仕事をする秘訣があります。それは、気づいたことをうやむやにしないことです。
 具体的には、気づいたらすぐ行なう「即行」と、気づいたら即やめる「即止」です。気づいたことをその場で実行するだけが、即行ではありません。
 すぐにはできない場合に、「いつかやろう」とうやむやにせず、メモを取るなどして処理することも、即行に当てはまります。
 気づきを実行に移すには、今行なっている事柄の手をいったん止めて、頭の中で優先順位をつけることがまず最初です。これも「即止」に当てはまります。
 ①今すぐやること、②その次でいいこと、③よく考えてからすること、の三つに分けて、①であれば、すぐに行います。②や③であれば、メモを取って処理をしましょう。この習慣を積み重ねて、実行していけば、仕事のスピードや判断力、決断力が飛躍的に磨かれていきます。
 気づいたことをうやむやにせず、さわやかな気分で生活しましょう。

今日の心がけ★即行動しましょう
# by fp-haseo | 2013-11-26 05:31 | 倫理研究所「職場の教養」

11月25日 一歩前へ

 人間の体は前向きにできています。
 顔は、前方からの情報をキャッチし、前に情報を発信しやすいようになっています。手は、前のものをつかみ、前で作業するのに適しています。足も、前に進むのに最適です。
 一方、思考は容易に後ろを振り返ることができます。過去を反省することができ、感動もよみがえります。悩みが深くなったり、後悔したりもします。
 もしネガティブな思考が強くなった時には、体の特徴を活かして、意識して一歩前に出る工夫をしてはいかがでしょう。
 例えば、普段より三十分早く起きてみる、エレベーターを使わず階段を上ってみる、マンネリになっている通勤・通学の道を変えてみる、大きな声で挨拶をする、などです。
 湯川秀樹氏の「一日生きることは、一歩進むことでありたい」の言葉のように、等身大の一歩を踏み出す、大いなる実験を試みてはいかがでしょうか。

今日の心がけ★一歩前に踏み出しましょう
# by fp-haseo | 2013-11-25 06:51 | 倫理研究所「職場の教養」

11月24日 一念発起

 「一念発起」とは、ある事を成し遂げようと決心することです。
 しかし、人は、決心した大事な事を今すぐやらずに、「まあ、いいか」と、先に延ばす癖があります。そして、「あの時、やっておけばよかった」と後悔するのです。まさに、「後悔先に立たず」です。
 行動を起こす前に面倒がって、今やれない理由を、先に考えてしまうからでしょう。後悔を繰り返さないためには、「やれない理由」を考えるよりも、「どうすればできるか」を考えることが大切です。
 創意工夫を凝らし、まずやってみることです。そして、思い立ったら止めずに、簡単に諦めないことです。
 思い立ったその瞬間が、最良のチャンスです。グズグズしないで、一気にやりぬきましょう。その行為が、今を充実させていくのです。
 人生の行路には、早すぎるとか、遅すぎると言うことはありません。「思い立つか、立たないか」「やるか、やらないか」、ただそれだけです。

今日の心がけ★「どうすればできるか」を考えましょう
# by fp-haseo | 2013-11-25 05:51 | 倫理研究所「職場の教養」